樹と木と道『ゆらゆら漂流記』…やっぱり、まわり道も好き…

基本ゆらゆら~たまには一目散に♪

~心と身体のつながりを大切に~
「心地よさ」と「しなやか健康美」を探求し続け、各地に流れ着く 寅さん人生『ゆらゆら漂流記』

平成の終りとともに、環境や組織に振り回される生活から解放。時間に、時代の流れに追いかけ追われる生活から卒業。したはずが、、、
季節の変化に流れ流され、場所が、生活が変われど相変わらずの暮らしは続きます。

瞬間瞬間を大切に、何気のない日常の中でシンプルに満たされる瞬間、良くも悪くも心や身体が動いた瞬間を
『ヒーリング漂流記(ボヤ記)』として書き留めることにしました。

ノスタルジア

夕日に染まる暖簾

新調されたのか
きれいなブルーの暖簾が鮮明



昨年の夏から日暮れ前に寄らせて頂く
我が家の風呂と化した銭湯


土壁を通り抜けて、通るごとにタイムスリップ


哀愁に包まれる瞬間



その奥にある「ゆ」♨をくぐれば♨


蘇る記憶…幼き頃の私
祖父と一緒に男湯に入れられる、
深くて足がとどかない湯船、
お湯が熱くて水の出る蛇口にしがみついた、


赤・青カラン レバーは固く
力いっぱい引くと勢いよく飛び散る
熱湯と冷水


男湯と女湯をまたぐ番台には、
先代おばあちゃん、


懐かしの記憶から


新しい暖簾、女湯
温度調整ありのシャワー、
塗りなおされた壁を眺めながら


もう怖くない湯船で
足をのばして浮いている
まったりタイムスリップのひととき 


自然と~ぷふぁ~がでる

薪で炊いたお湯は柔らかく、寒い冬でも
足先から かけ湯をして腰までゆっくり
肩までつかり5分もつかれば
芯までほっこり温もる


サウナはなくとも、
シャワーがなくとも、


日本人は湯船ひとつで上手く温まることを
知っているはず


時間になるとご近所の方々が集まり団らんが始まる
津山で最後の一件「武蔵湯」


見せかけではない、リアルレトロな温もりが
旧道に残っていてほしいですね♨

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