秋の色
大神輿とだんじり巡行の朝
庭の片隅に開花…ハイビスカス 花言葉は~繊細な美~
参加している気分で
祭の一行を眺めている
実際には縮まらない距離
目の前なのに
どこか遠くから眺めている感覚
離れていた時間が
地元との距離を未だ埋められず
どこか寂しく
戸惑い気味の見物者
各地を巡る中で
お神輿を担がせてもらったり
太鼓をたたいたり
知らない土地に馴染むのは
なんの迷いもなく入り込めるのに
参加する楽しさを知っている
たくさんの記憶が残っている分
なぜか
帰省3年目・・・未だ出戻り気分が抜けない
どこか寂しく微妙で弱気な本音
そんな見物人の
心鎮まる瞬間
お神輿やだんじりが通り過ぎる瞬間は
無の感覚に心洗われる
一見煌びやかに装われている大神輿さんも
繊細な美をひそませ
どことなく
ほっとさせてくれる
来年、再来年は
どこで、どんな気持ちで
御神輿さんにお目にかかれるか
これからの未来にわっしょい